【書評No.6】「石井直方の筋肉まるわかり大辞典」
今回の本は「石井直方の筋肉まるわかり大辞典」!!
筋肉の根本的な知識から食事のとり方まで、筋肉に関する幅広い知識が得られる本です。
初級者向けから上級者向けの情報まで本当に幅広く、体づくりを始めようと思うならまず読んでおきたい一冊です。
・体づくりを始めようと思うが、そもそもどうすればいいかわからない人
・既に体づくりを始めているが、改めて正しい知識を得たい人
に非常におすすめです。
【書評】の記事では、僕が7回以上読むと決めた、とっておきのおすすめ本を紹介します!
僕がこの本の中で気になった3つの文と、それを受けて考えたことを持って、この本の紹介とさせていただきます。
1.完璧なエネルギー摂取とトレーニングをしたら、1年で筋肉は20kg増える。
エネルギー面では、ギリギリ限度のエネルギー補給では筋肉は太くなりにくいので、多少の脂肪覚悟で全体のカロリー摂取を多めにした方が良いです。
トレーニング面では、各部位の週あたりのトレーニング回数は2回、1回のトレーニングでの基本は10回×3セットです。
超回復には、48時間~72時間間隔をあけることが重要です。
エネルギー面、トレーニング面で完璧にすることで、理論的には1年間で筋肉だけで20kgの増量が可能なようです。
2.トレーニングによって太くなるのは、主に速筋繊維。
筋繊維組成は先天的に決定するため、速筋繊維と遅筋繊維のバランスはあらかじめ決まっていると言われています。
また、トレーニングによって太くなる筋肉は速筋繊維です。
同じトレーニングをしても効果が違うのは、速筋繊維のバランスの差ということです。
また、筋肉の部位ごとに筋繊維組成は異なり、ヒラメ筋や腹筋は遅筋繊維が多いです。
その他の筋肉は、速筋繊維と遅筋繊維のバランスが1:1なのです。
となると筋トレの効果をより感じやすいのは。単純に筋肉が大きい、大胸筋や大腿四頭筋ということになります。
3.日本人にとって大胸筋は発達させやすい筋肉。
筋肉量自体はアジア人の方が欧米人に対し5kgのハンデがあると言われています。
一方でプッシュ系の大胸筋については、ウエイトリフティングでもベンチプレスは日本人は上位になるなど、強みを見せています。
人種によって強い筋肉に傾向があるので、自身の人種や体の特徴を考えた上で、トレーニングすることが有効と言えるでしょう。
最後に
この本を読んでから、今までなんとなくやっていた筋トレの精度があがり、より早く筋肉が大きくなってきました!
体作りや健康に興味のある方なら知っていて損がない情報満載の本なので、ぜひ繰り返し読んでみてください。
- 作者: 石井直方
- 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
- 発売日: 2008/11/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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