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日本でこそ工場自動化が進む3つの理由

今回は、最近非常にニュースで出ることも多い、工場自動化について書かせていただきます。

工場の自動化というと、有名なのは、アマゾンの発送工場の自動化ではないでしょうか?

 

wired.jp

 

こちら3年以上も前のものですが、動画を見るとほぼ無人の中でロボットが棚を移動している様子に、感動まで覚えます。

 

アマゾンといえばアメリカ企業なので、「工場自動化はあくまで海外で起こっている他人事」。

 

そんな風に考えている方が多いのではないでしょうか?

 

しかし、それは全く逆で、実は現在の日本は工場自動化が最も起こりやすい状況にあるんです!

 

今回の記事では、「日本でこそ工場自動化が進む3つの理由」を、ご紹介できればと思います。

 

1.人手不足の深刻化。

現在人材不足の深刻化は、バブル期以来の水準にまで引き上がっていると言われています。

 

そして、人材不足の影響は企業に対して下記の2つの理由で重くのしかかっています。

 

(1)人件費の増加に伴う収益の圧迫

現在地方の中小企業を筆頭に人材不足が加速しています。

人材が不足するとどうなるかというと、企業は賃上げをして採用を行うしかありません。

賃上げを行うことで人件費が上がり、企業の収益を圧迫することになります。

 

 

(2)事業拡大が困難

思うように人を採用できないと、事業の拡大が難しくなります。

拡大に留まらず、サービス内容の縮小、営業時間の短縮等も視野に入れる企業も出てきています。

 

人を採用するのであれば、人件費に対して投資するのではなく、人がいなくても回る仕組に対して投資した方がいいという判断になるのは当然かと思います。

 

そこで工場の自動化や設備投資の話が出てくるわけです。


現在、従業員一人あたりの生産設備がどの程度かを表す「資本装備率」を上げることが重要とされています。

設備投資をすることで省人化を測り、浮いた人員を新規事業や成長分野に再配置することも可能になります。

 

kotobank.jp

 

 

②企業収益の回復による設備投資意欲の持ち直し

これまで設備投資が控えられてきたことにより、各企業の設備は老朽化している状態です。

加えて、日本企業の経常利益は統計上過去最高を記録しています。

 

キャッシュが十分にたまってきた段階で、老朽化した設備があるわけですから、まさにこれから設備投資がどんどん行われていくわけです。

 

全産業の経常利益、最高に 4~6月法人企業統計 :日本経済新聞

 

 

③国内市場の需要構造の変化

代表的なものはインターネット通販の拡大を背景とした、運輸業、卸売・小売業での物流業務の増大です。

インターネットの発達により個人が自らHPから発注できるようになったことにより、物流業務が圧倒的に増加しています。

 

倉庫内でのモノの仕分、梱包、保管などを効率的に行う必要性が増し、自動倉庫、台車、仕分け機、コンベヤーといった物流システム機器の需要が増大しています。

 

 

最後に

日本で今後さらに設備投資・工場自動化が進められるということがご理解いただけたでしょうか。

 

今後はIoTやAIによる技術革新に伴いシステム投資にも一段と期待が高まっています。

 

設備投資とシステム投資が同時に行われ、その結果私たちの仕事にどのような影響が出るのか?

 

そのあたりも想像しながら、各自納得できるキャリアを歩んでいけると、日本はもっと面白い国になっていけると思います!

 

週刊エコノミスト 2017年10月10日号 [雑誌]

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